しがないサラリーマンのブログ

昔はバンドにのめり込んで 、いまは写真を撮るのがちょっと好きで、産まれたばかりの娘が溺愛している、いつかコーヒー屋をやりたいなーと思っている海外駐在員としてアメリカ在住のしがないサラリーマンのブログ・・・。

マレーシアの不良

マレー系マレーシア人

いわゆるイスラム教徒
ここではムスリムという

有名なのは
肌を隠す、豚肉を食べない、お酒を飲まない、一夫多妻、断食

今は日本でもハラルという言葉が使われ始めた
ムスリムでも食べることが出来る食事

表面的な情報が多くて
斜めにものを見ている人が多いんだろう

f:id:sound-like-shit:20171210061948j:plain

マレーシアにて


ムスリムの女性と夕食をともにした
指定された店はハラルではない

豚を食べないからいいのか、くらいにしか思っていなかった

お店に現れたその人は
髪の毛を外にだして
腕や胸元が見える服を着ていた

ムスリムの女性は髪と肌を顔以外の出さないのが一般的な社会

さらに驚いたのは

お酒を飲んだこと
タバコを吸ったこと

1年半のマレーシア生活で
そういう光景を目の当たりにしたのはそれが初めて

その食事の後
踊りたいといいクラブに行くことにそこでも変わらずお酒を飲み
低音の聞いたビート音に体を揺らせて解放している

その姿は
ただただ楽しそうに踊る姿だった

お酒を飲んで、踊り続けて朝を迎えた

自分は不良だから、と言ってたけど
正直なところ
それがどんな風にいけないことなのかわからない

どこの国にも、どこの地域にも不良はいるだろうと

自分はイスラム教徒だと言い、信仰心の塊のような顔をしている人もいるけど
時間は守らないし、ゴミを捨てるし、あいさつもしないし

だけど酒を飲んだり、豚肉を食べるということには
ことさらに騒ぎ立てる

ここに来て思った
イスラム教はそもそも女の人を守ろうとしている
肌を隠すのも、一夫多妻もすべて女性を守ろうとしている

イスラム教の神様と言われているアラーの神は
人のいろいろなことを制限して神の威厳を保っているような

どこかの国の恐怖政治のようにも思える

でも世界中の情報が簡単に手に入るようになった今
少なくとも
なぜ自分はイスラム教徒なのか
なぜ肌を隠さなければいけないのか
なぜお酒を飲んではいけないのか
って思う人がいたとしてもおかしいことじゃなくて
それは自然なことなんだと思う

そういうまれな経験ができたことに
神様ありがとう
とでも言いたいくらい