しがないサラリーマンのブログ

昔はバンドにのめり込んで 、いまは写真を撮るのがちょっと好きで、産まれたばかりの娘が溺愛している、いつかコーヒー屋をやりたいなーと思っている海外駐在員としてアメリカ在住のしがないサラリーマンのブログ・・・。

2017年を振り返る

怒涛の2017年が終わる。
今年も1年ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします。

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2017年のハイライトその1
マレーシアから帰任

2012年6月から4年9ヶ月住んでいたマレーシアから日本へ帰国した。
とても貴重な経験をさせてもらったことには感謝している。
どこの会社の海外出向者と同じように(多分)、日本とはケンカばかりしていた。

出向者の合言葉「OKY」
お前が、来て、やってみろ。

でも、そんな中でも当時の現地会社社長には、色々なことを学んだ。
「海外会社は日本にそっぽ向かれたらお終いなんだ」
「できる限り多くのファンを日本に作ることができるように頑張ってくれ」
「現地スタッフが5分でもいいから、早く来たいと思える会社にしたい」
その言葉がずっと頭にあって、自分の行動の指針になってたんだと思う。

 

組織を率いたこともない自分が、突然、組織長として仕事をする。
日本では簡単にできない経験をさせてもらった。

マレーシアはマレー、中華、インドの多民族国家で、イスラム国家。
それがどんなに特殊な文化なのかも肌に感じながら経験することができた。
仮病を使って休むほど、精神的に苦しいこともあったけど、全て糧になったと思う。

2017年のハイライトその2
妻の妊娠

マレーシアに住んでいた時に不妊治療を始めた。
結果的に約1年の治療をしたことになった。

 2017年1月に体外受精をするために卵子精子を摘出。
受精した卵子を体に戻す必要があったんだけど、これがまた難儀なこと。

当初予定では、2017年3月に戻せるということだんだけど、
妻の体の状態をみて、2017年4月にするべきだということになった。
4月にはもう日本に戻っている。
「受精卵を日本に持って帰ることができるのか?」
「技術的には可能だけど、やるべきではない」

考えた結果、4月にマレーシアに再渡航することにした。
結局、妻が1人でマレーシアにいって、手術を受けて受精卵を2つ体内に戻した。

後から聞くと、日本では受精卵を2つ戻すことは一般的なことではないらしい。
あわよくば双子になるという話だった。

手術を終えて、2017年5月に日本の病院に引き継ぎ、検診を続けて、
念願中って妊娠していることを確認できた。
なんというか、「うれしい」という言葉では表現仕切れない感情が巻き起こった。


出産予定日が2018年1月。
 

2017年のハイライトその3
北米への赴任

日本に帰ってから本当にモチベーションが保てるのか?という不安に苛まれてた。
そんな時、帰任の準備をしていた2017年1月に、北米赴任の話が急浮上した。

Out - Out で海外に赴任することはキャリアにとってどうなのか?
30歳で海外に出され、何も考えずただガムシャラに働いた。
その間に、日本の組織は大きく構造改革が行われて、いつの間にか原籍が変わった。
自分の原籍がどんなところなのかも知らない状態で、海外生活をしていた。

そんな中で、日本で腰をすえて色々学ぶことも悪くないと思っていたから、
今回の立て続けの海外赴任はとても悩んだ。

結果的に、前の上司に引っ張り込まれた形で北米赴任の話が進んだ。
「おれのできる事はなんでもするから」という言葉を信じて、赴任を決断したが・・・
手のひらを返したように人ごと感を貫く元上司に、怒りを超えた憤りを感じることに。

 

2017年のハイライトその4
資産運用を始める 

マレーシアに住んでいた時の教訓。
現地で支給されている給与はものすごい勢いでたまる(アジア限定?)

帰任が決まってから何か良い方法はないかと考えていた。

人によっては、パーム油が取れるヤシ畑に投資してみたり、
イスラム系マレーシア人にそのままお金を預けたりってことをしていた。

ヤシ畑は、環境問題や人権侵害で国際問題になっている。
そんなものに投資するのは如何なものかってことで結局やっていない。

イスラム系のマレーシア人は銀行の金利が10%を近い水準。
正直、そんなに美味しい話はないって感じで跳びつこうかとも考えた・・・
せっかく良い思い出になったマレーシアをお金のトラブルで台無しにしたくない。
金の切れ目だ縁の切れ目、みたいなことになったら嫌だなと思ってやめた。

そんな経験から、アメリカ赴任ごはすぐに現地支給のお金の采配を考えることにした。

 

そこで出会ったのが、へらじかさんのブログ。

moosefukui.hatenablog.com

勢い余って、ブログまで初めてしまったのもこのブログの影響。
早速、仮想通貨と、ロボアドバイザー投資に参入しました。
少しでも資産が増えて、家族の生活が豊かになればいいなぁと思う今日この頃。

 

2017のハイライトその5
カメラ

NIKONのD7000を持っているんだけど、今まで宝の持ち腐れだった。
子供も生まれるし、もっといい写真が撮りたいと思うようになって
人の写真に習って見よう見真似で写真を撮り始めた。

とにかく構図を意識する。
いまだに構図というものが何なのかよくわかっていないけど。
同じ写真を取るときは、いろんなアングルで何枚も取っている。
そのうちに気に入ったものがあれば、それがいいアングルなのかな?

今までの写真は記録以外の何ものでもなく、
あとで振り返っても全然かっこいいと思える写真はなかった。

意識を始めたらちょっとはマシになったようなならないような・・・。

 

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NIKON D7000 f/1.8 1/640 35mm ISO400

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NIKON D7000 f/1.8 1/160 50mm ISO125

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NIKON D7000 f/1.8 1/160 50mm ISO125

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NIKON D7000 f/1.8 1/250 50mm ISO125

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NIKON D7000 f/3.8 1/1000 13mm ISO125

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iPhone 7 Plus f/1.8 3.99mm ISO20

 

2017年のハイライトその6
音楽と映画 

音楽・・・

その1
SublimeのSanteria


めっちゃ気持ちがいいリズムとメロディにハマった。
早速ギターを練習して、それなりに弾けるよになった。

 

その2
Yikiki BeatのForever


サビのメロディが一度聞いたら耳にこびりつく感じ。
若いのに上手だし、すごいセンスだなぁと。

 

その3
MOROHAの革命


ポエトリーリーディングに近いのかな。
本人がラップだって言っているようなんだけど。
ジャンルはさておき言葉の力かな、なんか刺さってくる感じ。

 

その4
never young beach のどうでもいいけど


メロディと歌詞がもう卑怯な感じで。
声がまた最近流行りの美声じゃないからまたいい。
まったりしちゃって心地いいこと、このうえない。

 

その5
LInkin ParkのOne More Light


アメリカにきて間も無く、衝撃的なニュース。
ボーカルのチェスターが自殺。
今までにライブを2回見た事があって、アメリカでもいつか見れるかと思ってた。
とても残念でならない。
きれいな声とスクーミングを使い分ける最強のボーカリだった。

 

その6
宇多田ヒカルの二時間だけのバカンス

宇多田ヒカルのFantomeというアルバムは
とても良い作品だと思う。
1曲目の道、とこの曲は何回も聞いた。どちらも日本を代表する歌姫。

 

最後はこれ
Hi-STANDARDのANOTHER STARTING LINE


帰ってきたハイスタ。
青春がまた始まるという感じで。

 

映画・・・


ケネス・ロナーガン監督
MANCHESTER BY THE SEA


個人的にはぶっちぎりで面白かった映画。
また見たいけど、見たくないような。
警察署の取り調べのシーン。元奥さんと街でばったり会うシーン。
すごいシーンだったなぁ。

 

ナ・ホンジン監督
コクソン


國村隼もさることながら。
展開がすごい。何を信じていいのやらって感じで。
サスペンス、ホラー、が混ぜこぜの映画です。

 

李 相日監督
怒り


豪華出演陣がきになるところだけど、
みんながいい感じに変人な感じが出てて、なんかの闇を感じた。
だからみんなが疑わしく見えて、それが見ている人を引き込むのかな。