しがないサラリーマンのブログ

昔はバンドにのめり込んで 、いまは写真を撮るのがちょっと好きで、産まれたばかりの娘が溺愛している、いつかコーヒー屋をやりたいなーと思っている海外駐在員としてアメリカ在住のしがないサラリーマンのブログ・・・。

アメリカで初産を経験した(出産まで41時間の記録:その1)

出産予定日:01月11日
出産日  :01月06日

初参+アメリカ出産+予定より早い、で色々な経験ができた。
妻のことを横で見ていた全記録。
(妻の横について回復を待っているということもあり、病室で記事作成中)

 

前提:夫の自分は、出産についてほとんど何も知らない状態でこの日を迎えた。
   妻は英語がほとんどできない。かといって自分も100%はわからない。
   いたって順調で何の問題もなく、検診をこなしていた。
   マレーシアで不妊治療、日本で妊娠確定、北米で出産、という流れ。

 

定期検診

出産予定日から1ヶ月をきったところから毎週の検診となった。
この日は、いつもの検査に加えてエコーをとることになっていた、くらい。
出産予定日のちょうど1週間前だったからこれが最後の検診になるか、くらいだった

エコーでの診察を終えて、いつもと同じく体重と血圧を測って、
医師の診察。お腹の大きさの計測と、触診。いつもはこれだけで超シンプル。

この日は、看護師が血圧を測った時点で、いつもと様子が違った。
「血圧がとても高いわね、ドクターの診察を待ちましょう」

ドクターが来るやいなや
「血圧がとても高い、これから分娩の病院に行って診察を受けてください。
 多分、そのまま出産の判断になる可能性が高いわね。荷物を持って行って」

「えぇぇ?!」って感じで。
母体が高血圧の状態が続くと、胎児にとても悪い影響を与えらしく、
そうなるよりも今から出産してしまおう、ということになるだろうという話だった。

そそくさと病院へ向かう

−10℃の猛烈に寒い中、病院に向かう。

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その日は午前の半休予定だったのを全休にして、一度家に戻り荷物をまとめる。
とは言っても、何を持っていっていいのやら、ということでパソコンとカメラを持つ。
(色々持っていくべきだとあとで思った・・・)
妻は自分の着替えやら、赤ちゃんの着替えやらをカバンに詰めていた。

車に乗り込んでふと・・・あ、チャイルドシートがない!
アメリカはとても厳しいらしいので、ちゃんとシートつける。

病院に到着したのは14時。
血圧が高いので、診察してもらいなさいと言われてここに来ました、と告げる。

それぞれに奥さんが署名する。(ろくに中身を読んでないから雰囲気)
・子供のための病院に提出する書類
・奥さんの保険についての種類
・個人情報の内容確認の書類

Triage Roomへ

待つこと30分。まずは、Triage Roomというところに通される。
なんか生まれそう、と来た妊婦さんを一度診察する部屋らしい。
まだ大丈夫、と言われ家に返されることも少なくないらしい。

まずはじめに病人がよく着る服に着替える。
そのあとに、写真つき身分証明と、保険のカードを渡す。
尿検査をして、血圧を測って、血圧が150/90くらいで高い。問診も受ける。
とてつもない量の質問を受けたんだけど・・・
時間があったから紙に書かせればいいのじゃないのか?

この時、PCでどこかに繋いで翻訳サービスみたいなものと連携していて
問診を日本語通訳を介してやるっていう気を使ってくれた。
5個に1個くらい超難解な医学用語が出てくる以外は、特に必要なかった。
結局、ナースも通訳するより先に、自分が答えることが多いから通訳を使わなかった。

英語に極度の不安を感じているのであれば、事前に確認してみるといいと思う。


問診を終えて、医師の判断を待つ。
「出産しなければ血圧が高い状態いて赤ちゃんにも影響が出るので、
 このまま出産しましょう」
ということになる。

出産する部屋へ

病院に来て2時間が経過。
16時ごろに、これから出産までの長くを過ごすことになる部屋に移動する。

日本の出産のことを全く知らないので、何が違うかはわからないけど・・・

(想像)日本では病室と出産する部屋が違うんだろう。
    イメージでは、日本の出産は手術室みたいなところでやるのか・・・?

今回、出産するまでずっと同じ部屋で過ごして、全てのことが起きる。
生まれたての赤ん坊をのせる台もある。

ルールでは、この部屋に入室できるのは、奥さん以外に2人までと決められている。
自分も含め、コーヒー、紅茶、水は飲み放題。(アメリカだから?)
簡易シャワー(結局使ってないけど)とトイレもついている。

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まさかここに2泊も寝ることになると思わなかったチェアベッド。
自分は比較的にどこでも寝られるらしく、そこまで苦にはならなかった。

そんな感じで、次に続く・・・。