しがないサラリーマンのブログ

昔はバンドにのめり込んで 、いまは写真を撮るのがちょっと好きで、産まれたばかりの娘が溺愛している、いつかコーヒー屋をやりたいなーと思っている海外駐在員としてアメリカ在住のしがないサラリーマンのブログ・・・。

キャリアについて考えるということ

これからのキャリアについて考えることが多くなった。

 

Nikon D7000 f1.8 1/8000 35.0mm

それと同時にそもそもキャリアって何なんだろうと。
いつもこういうところから考えてしまうのは悪いクセなのか。

キャリア形成っていうのは一体なんなのか。
将来なりたい自分像?
やりたい仕事?
希望する収入?

そりゃね・・・
収入は多い方がいいし、
楽しい仕事はしたいし、
社長になれるんならそれでもいい。

なりたいと思ってもそんな簡単になれるものじゃない。
あまりにも計画にこだわりすぎて、逆に自由を奪うことになるんじゃないか。

いま2回目の海外に赴任を経験している。
仕事を始めたときから、海外に行きたいというオーラは出していたけど、
だから行けるかというと必ずしもそうではない。

自分の将来像、キャリアを考えるのと同じくして、
自分が身を置く会社は自分にどんなキャリアを用意してくれているのか、
なんてことも気にするようになった。

それは海外での経験が影響している。

会社として私に何をしてくれるのか、いつも聞かれる。
転職が当たり前のその土地では、いつもその質問にとても悩まされる。

日本の組織では「きみ自身はどうしたい?」と言われ、煙に巻かれるのが関の山か。

突如でた2回目の海外赴任について上司と会話をしている時もそうだった。
「自分のキャリアをどのように考えているのか教えて欲しい。
 いつに昇格されてもらえるのか?」
という自分の質問に、
「自分自身がしっかり目標を立てて、それに向かって進めば、
 結果は後から自ずと付いてくる。だから心配することはない」
と言われたことを鮮明に覚えている。

でも今いる海外の職場で、それは許されない。
いつプロモーションしてくれるのか?
つぎの昇級は?
あなたが用意している道筋を示してほしい
と言われる。

それに答えられなければ、優秀な人材は次の職を探す。
組織がその人材を必要とするならば、対価をもって引き止める必要がある。

自分のキャリアをそこまで貪欲に追い求めていなかった。
人生の最終目標をどこにおくのか。

個人的に、貯まっていく銀行の預金をみてニヤついている人は好きではない。
お金を貯めるために仕事をするということ自分の性には合わない。
身近に貯金自慢をする人がいるけど、何のためにお金を貯めているんだろうと。

最近、子どもができた。
自分がしてもらったように、子供には何不自由ない生活をさせなければいけない。
それが自分が働くための目的になるのだろう。
でもそれはきっと自分の人生の最終ゴールではないだろう。